スノーダンプ

除雪には欠かせない道具。緑の「吉鉄」製が丈夫でおすすめ。スコップの使い方やダンプの使い方にも級がある?力まかせだと効率は悪いし、壊れてしまう。昨年2006は大雪で品切れ続出だったが、少雪の今年はいかに?

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角スコ

四角いブレードのスコップのこと。雪かきの必需品。車にも積んでおくと心強い。スタックしたときの脱出は心得ておきたいもの。板があるとなおよい。先のとがったものは剣スコと呼ぶ。

スタッドレスタイヤ

雪道の強い味方!もちろん四駆。過信は禁物。滑ることを前提に走った方がよい。今シーズンもご苦労様でした。雪道より舗装道路の方が長かったけど、転ばぬ先の杖。

地図

国土地理院の2万5千が基本。欲しい場所が境界だったりすることが多い。折り方がいろいろある。コンパスとセットで使う。机上でベアリングするのも役立つ。ネットからも入手できるのは驚きだ。

ナイフ

オビネルの�8を愛用。刃を研ぐのが大変だが木の感触がよい。ビクトリノックスの小さいのも結構使う。調理しなければ出番は少ない。

リムーバー

白い雪も結構汚れているもの。頑固な汚れにさっと一拭き。但し、ソールを痛めてしまうので、使用は最低限に。ワクシングで汚れを落とすのが基本。
油性マジックを消したり、シールはがしにも使える。

ザルドーズ

簡易ワックス。でもNOTWAXらしい。春先のどうしようもないソールに吸い付くような雪で試しに使って驚いた。開発して販売したばかりの頃だ。以来、使っている。テフロン加工してしまうらしい。持続性については疑問の声もある。シールの前に使ってはいけない。

ホワイトアウト

何にも見えない、視界ゼロの世界。上下、左右、前後不明。止まっているのか進んでいるのか分からない。下手に動かない方がよいと思われる。

くつ下

一番の消耗品。足を快適に保つには、ぴったりしたフィット感、あまり厚くないほうが足裏が敏感だ。コップ一杯もの汗を吸い、発散させる、保温力、靴とのクッション、アーチのサポート、疲労緩和と多彩な機能、そして丈夫であれば言うことはない。いろいろ履き比べたがSウールがお気に入り。たまにホームセンターで廉価な優れ物に会うが追加入手が困難。

ソフトシェル

ラミネート加工された完全防水のハードシェルに対して、必要な耐水性を備え、何よりも軽くしなやかな着心地を実現したアウターである。より自由に自然を感じることができる。通気性にも優れ、春先のハイクアップで脱ぐ手間もない。

ハの字

プルークターンのスキーの構えの表現の一つ。三角にしてとも言うけど、分かりづらいような。逆ハの字とかナの字とかますます混乱する。

モービル

救護者の搬送、荷物の搬送などに使われる。メンテナンスをしっかりしないとプラグがかぶったり、ガス欠になったりする。結構スピードがでるがキャタなので急坂で横になると危ない。はまったりするとこれまた一大事である。山の中を縦横無尽に走り回ることができるが、雪山の静けさを騒音で台無しにしてしまうような気がしてならない。

ピステン

ドイツ、ケースボーラー社の雪上車、ピステンブーリーの略称。コクピットはたくさんのレバーやスイッチがある。常夏のような暖房で真冬でもTシャツ1枚でOK。シートのすわり心地は抜群であるが、作業中の振動で体を痛めやすい。ブレードで雪を押し、キャタで固め、ミルで砕き、仕上げる。グルーミングはオペレーターの腕しだいである。

キックターン

斜面で方向を変えるテクニック。180度体の向きを変えることができる。急斜面でのキックターンは緊張の一瞬だ。谷向きと山向きがあるが、最近では高度をロスしない山向きばかり使っている。足捌きが結構テクニカルである。あまり回数を重ねると体力と時間をロスする。

救急箱

テーピング、絆創膏、洗浄綿、滅菌ガーゼ、ポリ手袋、痛み止め、腹痛薬、風邪薬、個人用だと、よく使うのはこんなところかな? 救急法を一通り身につけていると大変やくだつ。

テレマークスキーレッスン

テレマークスキーレッスン

弘前大学出版会


テレマークスキーの指導書
テレマークスキーの導入から初級者まで

続編を期待する!

テール

トップが頭ならテールはスキーのお尻のこと。スキーをまっすぐ走らせたり、スライドさせてスプレーをまき上げたりする。どっちが頭だか分からないツインチップもフェイキーな滑りには楽しい。

トップ

スキーの先っちょのこと。様々な形状があって比較してみると面白い。板が雪の上に浮くようにカーブがついている。穴をあけてソリにしたり、シールをひっかけたり、ツエルトの支柱になったりもする。

エッジ

スキーの刃。スキーは雪を切る、削る道具である。もちろん刃が欠けていたり錆びていると固い雪は切れない。ビベリングによって、雪への食い込み、回転のしやすさを調節できる。ハーフエッジ、つなぎエッジ…変遷を調べるのも面白い。on the edge

ケーブル

スプリングカートリッジ付のものが主流になりつつあるが、木から革、ワイヤーへと、その歴史は古いものである。道具の改良もスキー技術に大きな影響を与えてきた。

3ピン

ブーツの先を固定するシンプルなビンディング。前コバをロックし、靴底の3つの穴に合わせる。自由かつシンプルなシステム。雪の付着に注意。穴も6つも9つも開けてはいけない。

細板

以前のテレマークスキーはクロカンスキーにエッジがついたもの、アルペンとクロカンの中間などと表現された。トップ幅80mmの板すら太板だった。公式レースにおいては最大73mm幅の板を使用する規定があった。軽快さが魅力であるが、滑走のバランスが難しい。しかし、それもまた楽しい。

一本杖

日本近代スキーの父、レルヒ大佐がもたらしたのは、一本杖スキーの技術だった。主に制動とバランスのために山側につく。左右持ちかえて使用する。
自作でいろいろな木や竹を試してみるのも楽しい。石突きが難しいかも?

T.M.N.

テレマークの日本の聖地とも言われる峰の原で1997年より望月氏が主宰するテレマークスキースクール。氏は日本で唯一のノルウェー公認のテレマークスキーインストラクターである。
的確な指導と、美しい見本、そして楽しい雰囲気の講習。ツアー、テレフェスなどのイベント、細板講習…内容も多彩である。