てれまくり

てれまくりプロジェクトが主催するヒールフリーフェステバルです。
2009年は3月7日と8日 長野の岩岳スキー場で行われます。
試乗会あり、レースあり、クリニックあり、パーティーあり、盛りだくさんの内容で、現在国内で行われているテレマークに関するイベントでは最大規模のものです。
最新の情報を得られることはもちろん、国内のテレマーカーと交流して親睦を深められるでしょう。

てれまくり2010のホームページ

日本テレマークスキー協会

日本テレマークスキー協会とは
わが国におけるテレマークスキーの普及・発展及び振興を図り、会員相互の親睦と情報交換を目的とし、スノースポーツ全般の未来にわたる発展・継承の為、地球温暖化等、環境問題に積極的に取り組み、地球環境の保全に寄与する。
(協会規定参照) 

組織である。
以下、詳細は公式ホームページを参照してください。

英語では"TELEMARK SKI ASSOCIATION OF JAPAN" (略称TAJ)です。

このページにもリンクを追加しました。

登山届

登山届けは出しそびれてしまうもの。
最近ではオンライン申請を行っているところもあってびっくりしたが、
すべての入山口に登山者カードが設置してあるわけでもなく、
警察署に立ち寄るのも現実的ではない。
どうしたら提出率があがるのか、本気で考えなければならないのではないだろうか?

最低限、所属する山岳会や家族には行き先と日程を知らせておくべきである(書面で)。



雪山の遭難に備え救助訓練 県警など、奧伊吹スキー場で

 雪山での遭難に備える山岳救助訓練が9日、米原市甲津原の奥伊吹スキー場付近であり、県警機動隊員や米原署員ら14人が、けが人の引き上げや搬送の訓練に取り組んだ。
 標高700-800メートルあたりの雪山で遭難者が出たと想定。ロープの結び方やけが人のストレッチャーへの載せ方などを確認しながら救助した。
 県警によると、本年度の県内の山岳遭難数は35件。うち、緊急連絡先や登山計画などを申請する「登山届け出」があったのはわずか4件だった。県警は「届け出はホームページや最寄りの交番などで簡単にできる。登山前に必ずしてほしい」と呼び掛けている。
 (伊藤弘喜)
中日新聞 2009/02/10

秋田駒噴火?

ん~想定がすごい。でもありえないことはないんだろうな。
地震の影響で大規模な雪崩発生なんてことになるのだろうか?
スキー場では停電よりもリフトの支柱に被害があったりしたら、
いったいどういうことになるのか考えるだけで恐ろしい。

日本での災害救助犬の実際はどうなのだろうか?
雪崩救助犬の話はあまり聞いたことがない。


救助訓練:「駒ケ岳が噴火」 県警が遭難発生に備え--田沢湖スキー場 /秋田

 県警はこのほど、仙北市の田沢湖スキー場で、冬山での山岳遭難発生に備えた捜索救助訓練をした。

 「駒ケ岳が噴火し、登山者1人が雪崩に巻き込まれ、スキーヤー1人が骨折して救助を求めている」という想定で、仙北署員や県警地域課員ら28人が参加。長い棒を使って雪崩に埋まった登山者を捜したり、負傷して身動きが取れないスキーヤーをスノーボートで引き上げたりした。また、今回初めてとなる警察犬を使った捜索も取り入れられた。

 同訓練本部長の森屋昭雄仙北署長は「冬山を甘く見ず、十分な装備で山に入ってもらいたい。気象情報に注意し、状況が悪ければ無理をせずに引き返してもらいたい」と呼び掛けている。【坂本太郎】
毎日新聞 2009/2/22 秋田地方版

トリアージ

滋賀の奥伊吹スキー場の山岳救助訓練
今年みた2つめの記事。
今度は医療との連携。一般人が医療行為をできないにしても
現場の医療技術を生で確認できることは勉強になることが多いもの。
やっぱり訓練は回数を重ねないと身につかない。
もっともっといろんなところでこういった取り組みをしていくべきである。


山岳救助の手順確認 奧伊吹スキー場

 寒冷地での災害に備えた医療チームと消防隊員による合同山岳救助訓練が19日、米原市甲津原の奥伊吹スキー場であり、医師や看護師らが、冬山での遭難者を救う手順を確認した。
 県内10病院の緊急災害医療派遣チーム(DMAT)と、湖北地域消防本部の計60人が参加。大規模な雪崩に登山客10人が巻き込まれたとの想定で行われた。遭難者の体温低下を防ぐ救助方法や、急斜面での応急処置の仕方などを確認し、容体によって治療の優先順位を決めるトリアージを実施。防災ヘリを使った救護者の搬送訓練も行われた。
 大津赤十字病院救急部部長の松原峰生医師(48)は「冬山では常に危険が伴う。装備を万全にして、災害発生時には医療チームとして積極的に救護に当たれるよう努力していきたい」と話していた。
 (大橋聡美) 中日新聞 2009/2/20

引用タグテスト

これは本文です。

ここが引用部分です。
改行してみました。
もう一度改行してみました。


ここも本文です。

カービングスキー

プラスチックブーツの登場と共にカービングスキーの登場によって
テレマークの道具は飛躍的に進化しました。
その結果、より早く滑走技術を身につけることができるようになりました。

テレマークスキーはもともとクロカンのスキーから派生したものです。
細いクロカンの板でいかに滑走するか、そのためのテレマーク技術だったのです。
重いアルペンスキーの板に剛性の弱い皮の靴を(しかもつま先だけ)取り付けることは無理だったのです。

アルペンスキー界にとってカービングスキーの出現は画期的なものでした。
何が画期的かというととにかく速いのです。アルペンスキーの技術はワールドカップから展開されているといっても過言ではありません。いかに速く滑るかが永遠の課題なのです。
そのスキーが一般に出回ったときの驚きといったらありません。今まで切れるスキーを習得するには技術と筋力が必要だったのです。それをスキーという道具で解決してしまったのですから。

当然その流れはテレマークスキーにもやってきました。よりサイドカーブをきつくした板はターンしやすく、悪雪でも有効でした。しかし、ブーツが板に負けてしまいます。スラスチックブーツの開発は必然だったのでしょうか?
その辺の過程を調べてみるのも面白いかもしれません。

革靴かプラ靴か

「革靴か?プラ靴か?」 一時期はそんな論争もありましたが、
今は、ほとんどがプラスチックブーツになってしまいました。

プラスチックになってよかったことは、その安定性により飛躍的に滑走性能があがったことでしょう。
テレマークスキーで上手にすべることは一部の熟練した技術であったものが、
テレマーク初心者がより早く技術を習得し、バックカントリーに出れるようになりました。
以前はゲレンデで技術を習得してから、オフピステに出ていくという段階的なプロセスを経ていた
ものが、いきなりバックカントリーデビューすることが可能になりました。
もちろん、そのことによる弊害もありますが、個人の技術を道具によって広げられることができたのは
素晴らしいことです。

しかし、だからといって革靴の魅力が減ったわけではありません。テレマークスキーとは
滑走するだけでなく、歩き、登り、滑り、飛ぶといった全ての要素を兼ね備えたマルチスキーなのです。
その歩行性においてプラ靴は革靴にかないません。技術を向上することにより、プラ靴にも勝るとも劣らない
滑走もできます。板に直接立って滑るその感覚は絶妙でまた面白いものです。
軽快さもアルペンスキーではなくテレマークスキーを選択する理由でもあったのです。
マーケーットの縮小によって入手困難になってしまうことが残念です。

さて、様々な魅力を顧みた上で、どれを選択するかはその人の自由です。
プラ靴から始めたテレマーカーの諸君には一度、革靴をはいてみることをオススメします。